アクセスマップ(Illustrator)

目的地までのざっくりと簡略化された地図のこと

アクセスマップのメリット

情報量を厳選することで、訪問者にとって知りたい情報を一目で伝えることができる。

知りたい情報が一目でわかる

  • 目的地はどこにあるのか
  • 最寄駅はどこか
  • 近くにあるのは何か

目的や掲載媒体に合わせて自由にデザインできる

  • 途中の目印を大きくする
  • 推奨ルートに色をつける など

作る時のポイントと気をつけること

ポイント

  1. 出発地を決め
  2. 目的地に対して
  3. 何処から
  4. 何処を通って
  5. どのくらいの距離を
  6. どのように

これらの内容をどう配置するかを考えてみる。

気をつけること

少し遠回りでもわかりやすいルートを選ぶ

少し遠回りになっても、幹線道路や大きな交差点を利用したルートや、曲がり角の少ないルート、わかりやすい目印のあるルートを設定する

ルートを記載するときは交通手段ごとに分ける

電車の場合は出口や改札の名称、バスの場合には乗り場の番号や下車停などを明記した上で、「〇番出口から徒歩〇分」といった情報も記載するとより丁寧

「目印(ランドマーク)」は変わる可能性の低いものにする

  • 公園や郵便局、消防署などの公共施設
    • 有名な建物やチェーン店など、知名度の高い建物
  • 交差点や幹線道路の名称など

coution夜に訪問が想定される場合は「照明がついていて、夜間でもすぐに見つけられる」ものを目印にする配慮も大事。

情報過多に注意

情報を盛り込みすぎると訪問者はかえって混乱してしまう。
関係のない道は省略したり、大きな目印以外は表示しないなど、情報の取捨選択も必要。

目的地周辺は詳細に

「目的地周辺です。案内を終了します」

なんて言い出すカーナビのようにならないように

  • 建物の特徴や名称
  • (入り口が複数ある場合)入り口の名称
  • (場合によっては)敷地内の詳細地図

など、目的地にきちんとたどり着けるよう詳細情報を明記する。

ポイント小学生学習範囲内の地図記号などを用いるなど、「わかりやすさ」を意識する。
ex.)鉄道:JRとそれ以外(私鉄)の線路表示、市役所記号など

参考サイト)地図記号一覧【小学生の自主学習】

作りかた

  1. 出発地点から、目的地までの「道案内」を紙に書き出す。
  2. Googleマップを参照し、その精度を上げる。
  3. Illustratorを使い、作り上げる。

Googleマップはトレースするのではなく、参照する。

例)線路(JR)の書き方

  1. ペンツールで黒線(20pt)を描く
    • レイヤーを展開する
    • <パス>を「黒線」に変更する
  2. レイヤーパネルの右上にある[三]をクリックして、「黒線を複製」を選択する。
  1. 2. で複製した「黒線」を「白線」に変更する。
    • メニュー)ウィンドウ>アピアランス
      • 線=白
      • 塗り=なし
      • 線幅 16pt
  1. 「白線」を使って白黒の縞模様を作る
    • メニュー)ウィンドウ>線
      • (線幅:16pt)
      • □破線にチェック(線分20pt 間隔30pt)
アピアランスパネルを使った簡単な作り方

例)線路(JR線以外/私鉄)の書き方

  1. ペンツールで線を描く
    • 線:黒
    • 塗り:なし
    • 線幅:2pt
  2. <パス>を複製する
  3. 複製した<パス>のアピアランスを変更する
    • 線・塗り:変更なし
    • 線幅:8pt
    • 線分:1pt 間隔:10pt

困った時の手段として…

  1. 目的地周辺のGoogleマップを用意する
    • Windows: [Windows]+[print screen (Prt Scr)]
    • Mac:[command]+[shift]+[ 4 ]
  2. Illustratorで「配置」をする
    • ファイル>配置
  3. トレースする
    • ペンツールなどを使ってトレースする
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