レイアウトの5つ基本原則

情報を整理して、情報の構造や情報同士の関係を明確にすること。

  • 盛り込みたい要素(情報)
  • 各要素の従属関係(親・子にあたる関係)
  • 並列関係(対等な関係)
  • 優先度
  • 因果関係 など

1. 近接(Proximity)

関連づける要素を近づけてグループ化することで、情報のまとまりをわかりやすくすること。
それぞれのグループ間には一定の余白を設けることで、境界線を明白にし、情報を明確に伝えることができる。

2. 整列(Alignment)

情報(要素)を揃えること。基準となるガイドラインを設けて整列させることで、均整の取れたすっきりとしたデザインにすることができる。

右の名刺は全ての要素を右側に揃えている
右側の名刺はすべての要素を右側に揃え、情報をそれぞれ近接させている。

3. 反復(Repetition)

複数の要素を同じデザインルールのもとに繰り返すことで、一貫性ができてまとまりのあるデザインにすること。
反復させることで、規則性が伝わり、情報を見つけやすくなる。

同じ要素を2回以上繰り返すことにより
”濃いピンク色が「カテゴリ」を表し、その中に複数の「種類」が並んでいる構造なんだ”
と見た人は認識することができます。

4. コントラスト(Contrast)

コントラストまたは対比。要素に強弱をつけることで、情報の優先度を明確にデザインで示すこと。

5. 余白(Space)

構成の中で何も配置されていない領域のこと。

余白を取る意味

  • 強調効果
  • 視線誘導
  • 印象操作
  • 見やすさ(の向上)
  • 情報の整理
  • 見栄えを良くする など
少ない多い
きちんとしたスタイリッシュ
力強い穏やか
落ち着いた

余白を適切に取ることで、違うグループやカテゴリと認識させることができる。

参考リンク)

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